【ボーダーコリー】車追い・引っ張り癖に効果的な方法

こんにちは、しかくです。我が家にはボーダーコリーが2匹います。

  • 左(レッドホワイト)アリス
  • 右(チョコホワイト)ルナ

牧羊犬が車追いをすることはよくあることで、悩まれる方もいると思います。

我が家のルナもそうでした。車追いに引っ張り癖で毎日の散歩が大変でした。最近は上手に散歩ができることも増え、その様子をSNSに載せたところ、「車追いを治す方法」を聞かれることが増えました。

愛犬の性格によって効果的な方法は違うので、「信頼のできるトレーナーを探す」ことが一番の近道であると思います。

我が家が試して良かった方法を以下にまとめました。参考の一つになれば幸いです。

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ボーダーコリーと車追いについて

車追いとは

牧羊犬や特定の犬種が本来持つ「動くものを追いかける習性」というものがあります。

ボーダーコリーは牧羊犬で長い歴史の中で羊を追いかけてきました。その習性が今も色濃く残っていると言われています。

車追いは危険が多い

車に反応して突然走り出してしまったり、力強いので飼い主を倒してしまったり、リードを離してしまうことで事故にあうこともあります。

ボーダーコリーは興奮状態に入ると周りが見えなくなってしまう性質があり、危険を伴います。

車追いをやめさせるには

まず初めに。今、車追いに悩まされているなら、治るまでは長期戦だと思ってください。

車を追わせない

車を追わせるという経験をこれ以上積ませないように意識しました。

飼い主の声が入らないことが一番怖いので、車に接しないようにしました。

車がほとんど来ない早朝にお散歩したり、道路が近くにない大きな公園へ行きトレーニングをしました。

車が通る時は

もし車が近づいてしまったら、愛犬よりも早く察知し、「お座り」「待て」をして動きを止めます。

一度車を意識してしまうと飼い主の声が入らなくなってしまうので、愛犬より早く気付き指示を入れるのがポイントです。

おやつも効果的

車を追わなかったらおやつを使って褒めるのも効果的でした。

我が家の場合、そのうち「車を見た=おやつがもらえる」という意識に変わりました。

トレーニング

車を追う経験を積ませない生活と並行して、オビディエンストレーニングを習いました。

Q
オビディエンストレーニングとは?
A

直訳すると、Obedience training=服従訓練です。
犬のトレーニングと思われがちですが、飼い主のトレーニングで、主に愛犬へのスキンシップの取り方やボディランゲージを学びます。
適切な接し方を学ぶことで、愛犬との信頼関係を築くことができます。

オビディエンストレーニングを通して、ルナと信頼関係を築けるようにしました。

信頼関係ができてくると以前より色んな場面で声が入るようになりました。

子犬の時から追わせない

一番効果があるのは「車を追わせる経験を積まない」ことだと思います。経験を積めば積むほど、車への執着心が出てしまいます。

ルナの時に車追いを苦労したので、アリスの時は子犬の時から、おやつも持って飼い主に注目させて「車追いをさせない・トレーニングをする」ようにしました。とにかく経験を積ませないようにしました。

元々アリスはショータイプで家庭犬向けの犬舎出身なことと、子犬の時からのトレーニングの成果で全く車追いをしません。

車追いは長期戦

初めにも記載しましたが、車追いが常習化してしまうと治すためには時間を要します。

ボーダーコリーという犬種が長い歴史の中で刻まれた遺伝子レベルの本能なので、地道にコツコツと向き合っていくことが必要です。

ボーダーコリーと引っ張り癖

車追いに繋がるところもありますが、引っ張り癖にも悩まされました。

イージーウォークハーネスを使用したり、引っ張ったら立ち止まるなど色々とやりましたが、一番効果的だったのはオビディエンストレーニングでした。

ルナが飼い主を意識するようになり、アイコンタクトをしてくれるようになりました。

【ボーダーコリー】車追い・引っ張り癖に効果的な方法 まとめ

いかがだったでしょうか?この記事を読んでくださる方は車追いや引っ張り癖に悩まされている方だと思うので、参考の一つになれば幸いです。

ルナも事前に声掛けをしないと車追いをする時もありますので、まだまだ気は抜けません。

最後に

愛犬を迎えるまで、トレーナーに頼むというのは「愛犬の問題行動が酷く、対処できなくなってから」というイメージがありました。実際に、ルナの車追いが酷くなってからトレーニングに通い始めました。

通い始めて、それは間違いだったと思いました。

問題行動が起きてしまった=治すのが大変 です。人間も何かの癖を治すことが大変なように、愛犬も大変です。言葉が通じないのでより大変です。

問題行動が起きる前に対処することが大切だと思います。

信頼できるトレーナーを探すまでは時間がかかりますが、見つけておくと何かあった時すぐに相談できますし、愛犬の性格に合った方法を教えてくれるので頼りになる存在です。

ネット調べればしつけの方法は沢山と出てきます。きっとこのブログもその一つだと思います。でも、それはあくまでも我が家の愛犬に合っていた方法であって、その子に合っているかは分かりません。あくまでも一つの例です。その子に合った方法を探すことが一番だと思います。

飼育遺棄も多いボーダーコリーなので、幸せに暮らすボーダーコリーが1匹でも多くなるようにまとめさせて頂きました。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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